v1Media

資金調達ゼロで3,000社超、ImageKitは画像APIからDAMへどう広げたか

ImageKitは、画像と動画をURLベースで変換して配信するメディア基盤。CDN、画像API、動画ストリーミング、DAM、クリエイティブ制作を1つの契約にまとめ、メディアを多く扱うサービスの表示速度と配信コストを下げる。2016年にインドで創業し、外部資金を受けずに有料顧客を増やしてきた点が特徴。

#Media#DAM#Image CDN

v1E-commerce

RechargeはSkioを迎え、定期購入の競争軸を獲得から解約防止へ移した

Rechargeは、DTCブランド向けの定期購入(サブスクリプション)基盤です。Shopifyストアで売れる定期購入の多くを支え、2万社以上のブランドが請求、解約防止、SMS、ロイヤルティを同じ管理画面で運用しています。2026年4月にSkioを迎え入れ、請求だけでなく「解約されないための体験」までを製品の範囲に広げました。

#e-commerce#Retention#subscriptions

v1Social Media Scheduling

月$350のOSS予約ツールが、AIエージェント向けになって$45K MRRへ届くまで

Postizは、X、LinkedIn、Instagram、TikTokなど30以上のチャネルへ投稿を予約・配信するオープンソースのSNS管理ツール。カレンダー上で投稿を組み、AIコパイロットやAIエージェント連携で下書きから予約までを任せられる。ソースコードはAGPL-3.0で公開され、DockerやKubernetesで自前運用もできる。運営は香港のGitroom Limited。

#Open Source#MCP#Social Media

v1Customer Data Platform

Amperityは400ブランドの断片データをどう1人の顧客像に戻したか

Amperityは、小売や旅行、金融などのB2Cブランドが持つ断片的な顧客データを名寄せし、マーケティング、分析、AIが同じ顧客像を共有できるようにするCDP(Customer Data Platform)。2016年にDerek SlagerとKabir Shahaniが創業し、400以上のブランドが利用する。2026年はAIエージェントPérとMCPサーバーを軸に、ID解決で作った顧客コンテキストを業務システムへ流し込む「Agentic Enterprise CDP」へと製品を広げた。

#Identity Resolution#Customer Data#Marketing

v1Design Tool

SplineのAlejandro Leónは、不確実と言われた3Dをブラウザの制作環境に変えた

Splineは、ブラウザで動く3Dデザインツールだ。モデリング、マテリアル、ライティング、アニメーション、物理演算を同じファイルで扱い、そのままWeb・iOS・Androidへ書き出せる。2026年8月のV2ではAIエージェントとMCPを編集の中核に置き、デザイナーとエージェントが1つのライブファイルを交互に触る前提へ作り替えた。[出典](https://spline.design/blog/spline-v2)

#Design Tools#MCP#3D

v1Product Management / Research

DscoutがMCPを一般公開、UXリサーチはClaudeとCodexの中で回り始めた

Dscoutは、ユーザーの生活の現場で行動と感情を記録するUXリサーチ基盤。参加者の募集、日記調査やインタビュー、AIモデレーション、分析、共有までを1つのワークスペースにまとめ、2026年8月にはMCPを一般公開してClaudeやCodexなどAIツールの中から直接スタディを走らせられるようにした。Chicago拠点。

#MCP#Product Research#UX Research

v1Marketing / Attribution

広告費を半分にしたActiveCampaignが、HockeyStackで月次目標を達成した理由

HockeyStackは、B2B企業のマーケティングとセールスの接点データを統合し、ファーストタッチから受注までのバイヤージャーニーを可視化するアトリビューション基盤。Cookieを使わない計測で匿名の接点まで取り込み、CRM・広告・データウェアハウスと双方向に同期する。AIエージェントのOdinとNovaが、レポート生成やアカウントスコアリングを担う。

#b2b#Marketing Analytics#revenue operations

v1Payments Infrastructure

$1Bから$10Bへ、Rebillyが214の決済ゲートウェイを1つのAPIに変えた14年

Rebillyは、214の決済ゲートウェイと184の支払い方法を1つのAPIに束ねる決済オーケストレーション基盤。PCI DSS Level 1準拠のVault、サブスクリプション請求、KYC/AML、不正検知を同じ管理画面で扱う。累計$10B以上の承認取引を処理し、基本料金$15/月と月間売上の1%という構成で、決済先を増やすほど実装と運用が重くなる事業者の負担を引き受ける。[出典](https://www.rebilly.com/)

#b2b#Subscription Billing#PCI DSS

v1Creator Payments

なぜBuy Me a Coffeeは5%の手数料だけで200万人を集められたのか

Buy Me a Coffeeは、クリエイターが投げ銭・メンバーシップ・物販を1ページで受け取れるサービスです。月額0で、支援を受け取ったときに5%のプラットフォーム手数料がかかり、手取りは95%になります。2017年にJijo SunnyとJoseph Sunnyが始め、2019年にY CombinatorのWinter 2019バッチへ参加しました。現在はロンドンで30人のチームが運営し、200万人超のクリエイターが利用しています。[出典](https://buymeacoffee.com/about)

#Membership#creator-economy#Payments

v1Async Video

メール添付の映像レビューを終わらせたFrame.io、$1.275BでAdobeが買った理由

Frame.ioは、映像や画像のレビューと承認をクラウド上で完結させるプラットフォームだ。アップロードした素材にフレーム単位でコメントを付け、編集ソフトや撮影機材とつないだまま関係者全員の確認を一か所に集める。2021年にAdobeが$1.275Bで買収し、2024年のV4で映像以外のクリエイティブ資産にも対象を広げた。

#Post-Production#SaaS#Creative Workflow

v1Payments / Fintech

49%成長と$5.15B売却、Brexを立て直した20か月

Brexは、法人カードと支出管理ソフト、銀行機能をひとつのプラットフォームに統合した米国のフィンテック企業。2017年にブラジル出身のPedro FranceschiとHenrique Dubugrasが創業し、2026年1月にCapital Oneが$5.15Bで買収すると発表した。2024年の大規模な立て直しを経て、2025年8月には前年同月比49%成長と営業キャッシュフロー黒字を同時に達成している。

#b2b#fintech#spend-management

v2Business Intelligence

ARR $100M超のPigment、$2.3B評価で$250Mを調達した日

Pigmentは、フランス・パリ発のAI業務計画プラットフォーム。予算策定、人員計画、売上予測といった企業の計画づくりをひとつのモデルの上で扱い、財務・営業・人事・サプライチェーンが同じ数字を見ながら意思決定できるようにする。表計算ソフトの置き換えを出発点に、いまはAIエージェントが計画モデル自体を組み立てる段階へ進んだ。 2026年10月21日、Pigmentは評価額$2.3Bで$250MのSeries E調達を発表した。同社はこの年、ARRが$100Mを超えたと公表しており、3年連続で前年比2倍のペースを維持している。Unilever、Siemens、Snowflake、ServiceNow、Anthropic、ElevenLabs、Uberなど、大企業とAI企業の両方が導入先として名前を連ねる。 成長を支えるのは、自社開発の計算エンジン「Graphite」。ストレージとコンピュートを分離し、数千人とエージェントが同じ統制されたモデル上で同時に作業できるようにした点が、レガシーなEPM製品との違いになる。

#Finance#enterprise SaaS#ai-agents

v1CRM

名前を変えて3年、Brevoは€500M調達でHubSpotの土俵へ出た

Brevoはパリに本社を置く顧客プラットフォームです。メール配信ツール「Sendinblue」として2012年に始まり、2023年5月の改名を経て、マーケティング配信、CRM、CDP、SMS、WhatsApp、チャット、プッシュ通知を1つの管理画面にまとめました。2025年12月に€500Mを調達してユニコーンになり、ARRは2億ユーロを超えています。60万社が利用し、11件の買収で機能を広げてきました。

#France#SMB#Customer Data Platform

v1Product Management

25,000社がJira Product Discoveryで「なぜ作るか」を揃えるまで

Jira Product Discoveryは、Atlassianが提供するプロダクトチーム専用のディスカバリーツール。アイデアや顧客の声を集め、スコアで優先順位をつけ、社内外に共有できるロードマップへ変え、そのままJiraの開発課題へつなぐ。無料プランは3人まで、Standardは1人あたり月10.50ドル。導入企業は25,000社を超え、2025年6月には大規模組織向けのPremiumが追加された。

#Prioritization#Jira#Product Discovery

v1E-commerce

Drupalを捨てたLushが、オープンソースのSaleorに賭けた理由

Saleorはポーランド発のオープンソース・ヘッドレスコマース基盤。商品・在庫・注文・価格・プロモーションを単一のGraphQL APIで提供し、ストアフロントは自社で自由に組める。化粧品大手Lushは、各国ごとに分断されていたEC基盤をSaleorへ寄せ、グローバル運用をひとつのコアに集約した。[出典](https://saleor.io/case-study/lush) コードはBSD-3-Clauseで公開され、GitHubスターは23,475、Saleor Cloudは月間10億APIリクエスト超を処理する。[出典](https://saleor.io/) セルフホストとCloudのどちらも選べ、2026年にはAIエージェント経由の購買を見据えたACP対応を発表している。[出典](https://saleor.io/blog/end-to-end-agentic-commerce)

#GraphQL#Open Source#e-commerce

v1Creator Payments

なぜKo-fiは月$8のGoldをやめ、投げ銭0%・それ以外5%の手数料へ移したのか

Ko-fiは、個人クリエイターが投げ銭、メンバーシップ、物販、コミッションで直接収入を得るためのページを無料で作れるサービスです。売上はクリエイター自身のPayPalまたはStripe口座へ直接入り、Ko-fiは資金を預かりません。2012年にNigel Picklesが「お世話になったクリエイターにコーヒーを奢る」発想から始め、現在は一回きりの投げ銭0%、それ以外5%のサービス手数料で運営されています。[出典](https://ko-fi.com/about)

#creator-economy#Memberships#Creator Payments

v1Security / Compliance

「セキュリティツールがCTOの仕事を難しくした」、Aikidoは4つのスキャナを1画面に束ねて$1B評価へ

Aikido Securityは、コードの脆弱性、クラウド設定の誤り、実行時の攻撃を1つの画面にまとめるアプリケーションセキュリティ基盤です。2022年にベルギーのゲントで創業し、2026年1月に$60MのSeries Bを$1B評価で調達しました。無料プランから始められ、開発者がPRレビューの流れの中で修正まで進められる点を売りにしています。[出典](https://www.aikido.dev/)

#ASPM#Vulnerability Management#AppSec

v1Newsletter / Email

Amazon SES頼みで9割が離脱したEmailOctopusは、2019年に配信基盤を自前へ移した

EmailOctopusは、ロンドンのThree Hearts Digital Ltdが運営するメールマーケティングサービス。2014年にAmazon SESの上に載る低コスト配信ツールとして始まり、2019年9月に自前の配信基盤へ移行した。外部資金を入れずに10万人以上が使う規模まで育て、2026年も無料プランを維持している。

#Deliverability#Bootstrapped#Amazon SES